藤原時代彩色皮華鬘
価格 80万円
横40,5 縦34,5 黒漆塗りの箱に「古器 藤原時代 皮華蔓 東寺伝来 貴」と貼札がある。胡粉地彩色で、極めて少ないという牛皮製である。吊手鍍金金具も古く当時のものか。金具止めと周囲の輪は木製、 中は皮(牛皮か)2枚を貼り合わせて文様を作り出している。前面には羽を大きく広げた鳳凰が刻まれ、鶏冠と顔、左側10枚の羽は青赤緑茶の4色を繰り返し塗っている。胴部には黒色で鱗状の文様を描き茶色を塗っている。当初は綺麗な色で見事なものだったのだろう。全体に歪んでいるが、これは皮製であったが故のことで、若し木製だったら現存していなかったであろう。そう考えると多少の歪み位は我慢しなくてわならない。藤原時代という使い方は美術史で使う時代区分で、平安時代中期から後期にかけての時代をいう。なお、東寺(教王護国寺)旧蔵の牛皮華鬘13枚は国宝に指定されている。




















