北沢楽天
「観音様と飛行機」、27×63、絹本、
銅軸、表装キズ、本体にも小穴有り、
箱箱、10万円、
埼玉県大宮市(現さいたま市)の名誉市民である漫画家の北沢楽天は福沢諭吉に見い出され、時事新報に携わり、近代漫画の祖といわれた。旧大宮市の盆栽地区には彼の資料を展示している漫画会館がある。この絵は小品でいつの作品か定かでないが大宮市では昭和19年1月に軍用機の献納を決め市民の献金を得、5月に大宮公園において、海軍艦上戦闘機「埼玉大宮号」二機の命名式が行われている。五機のうち二機が大きく描かれており、或るいはこの命名式を絵にしたものか。観音様がこの二機の活躍←を祈ってお祓いをしてところに楽天の真骨頂をみる思いがする。 |